キャビンアテンダント(CA,客室乗務員)は男性でも採用される？

キャビンアテンダント(客室乗務員)といえば、機内サービス、機内の保安業務、緊急時の誘導など旅客機の乗客および安全に対して様々な業務を行う乗務員の事を指します。

その業務内容は特別女性しかできないというものではありませんが、何となくキャビンアテンダントと聞くと女性の職業というイメージがありませんか？

という事で今回は、キャビンアテンダントは男性でも採用されるのかどうかを調査し、その結果をまとめてみました。

なお、客室乗務員はバスや電車など様々な旅客機にいますが、キャビンアテンダントと言えば何となく飛行機の客室乗務員というイメージがありますので、今回は飛行機の客室乗務員(キャビンアテンダント)にスポットを当てて調査結果をまとめています。

キャビンアテンダントは男性でもなれるのか

結論から言うとなれます。

ただ、皆さんもよく知る日系航空会社に男性キャビンアテンダントが少ないのは確かであり、男性がキャビンアテンダントを目指すのであれば外資系航空会社が良いと言われています。

というのも、実は欧米ではキャビンアテンダントとして働く男性が多く、日本でも知名度が高い大手外資系航空会社「ジェットスター航空」も普通に男性キャビンアテンダントを募集しており、6人に１人くらいの割合で男性がキャビンアテンダントとして働いているようです。

また、人数が少ないとはいえ、スカイマークやスターフライヤーといった日系航空会社でもキャビンアテンダントとして働く男性はいます。

日系航空会社で男性キャビンアテンダントが少ないのは、「女性のみ募集しているから」と思っていましたが、そうではありませんでした。

実は募集項目や採用試験の時点で男女を区別している日系航空会社は存在していないようで、一見男性でもJALやANAといった大手日系航空会社のキャビンアテンダントになれるのではないかと思えます。

ただ、日系航空会社(主にJALやANA）の客室乗務員の男性は「総合職」としての採用であり、キャビンアテンダント専門として採用される事は極めて難しいそうで、基本的にはないと考えてよいでしょう。

「JALやANAで男性キャビンアテンダントを見たことある！」という方もいるかと思いますが、それは総合職として働く男性が業務経験といった理由で一定期間行っているだけという可能性が高いと言えます。

またキャビンアテンダント専門職は会社にもよりますが、給与面が年々厳しいものとなっており、家族を養わなければならない男性がキャビンアテンダント専門職で十分な給与を得る事が難しくなっているようです。

その為、キャビンアテンダントを目指す男性が増えているとは言え、現状では給与面が良い航空会社の総合職を希望する男性がまだ多いと考えられるでしょう。

余談ですが、女性だらけの職場への就職を自ら希望する男性もそんな多くないかも……女性の職場って結構ピリピリしてる気がしますし……

キャビンアテンダント(CA,客室乗務員)は女性しかなれない職業というイメージがありますが、男性でもなることができます。

欧米の方では、普通に男性キャビンアテンダントを見かけますし、外資系航空会社には結構いるようです。

しかし、日系航空会社、特に大手のJALやANAは基本男性は地上で働く「総合職」としての採用であり、キャビンアテンダント専門として男性が採用されるのは一昔前までの話だそうです。

その為、「僕は男だけど、どうしてもキャビンアテンダントになりたい！」という方は外資系の航空会社を狙ってみてはいかがでしょうか？

ただし、給与面は総合職と比べて大きく下回りますので、その点もしっかりと視野に入れておきましょう。