酷いよNURO光…2回目の工事ができないなんて
NURO光と言えば、かの有名な「ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社」の子会社であるSo-netが提供する光ファイバーサービスのブランド名です。
下り最大2Gbps、上り1Gbpsと、現在(2017年)では世界最速のインターネット回線として人気を集めている。
更に月額料金も4,743円とコスパは高く、これで高速インターネットを利用できるのであれば魅力的だ。
サービス提供地域は一部の地域を除く関東のみ(2017年現在)と狭いが、関東に住んでいるのであれば絶対にNURO光を契約するべき。
私はそう考え、NURO光の申し込みに踏み込んだ……これが悲劇の始まりとも知らずに。
申し込みから宅内工事まで
申し込みは至って簡単、ただNURO光の公式サイトにて申し込みフォームから必要項目を入力し送信するだけです。
ただ、そこから工事日を確定するまでが長く、申し込みから1週間たっても連絡は無かった。
下調べが足りなかった…申し込みからインターネット開通までに2回の工事を行う事は知っていたが、実際にその工程を終えるまで1ヶ月、長い人だと2~3ヶ月ほど待つ必要があるなんて。
まぁとにかく待つこと2週間、ようやく担当者から連絡があり、1回目の工事日程が決まった。
その1回目の工事が1週間後。この時点で2週間が経過し、この時点で「長いなぁ」と私の中でイライラがたまり始めていました。
1回目、宅内工事
申し込みから3週間、ようやく宅内工事が始まり、自宅にONU(光回線終端装置)が設置された。
時間はかかったが、設置されたONUを見ると「もう少しで世界最速のインターネットを使用できるようになるんだなぁ」と実感し、工事期間が長いせいで溜まったストレスも少し解消された。
そして宅内工事が完了した後、工事担当者から「2回目の工事はいかがなさいますか?」と伝えられる。
最短でできる2回目の工事の日程は2週間後。長い…しかし、待つ、あと2週間でNURO光が利用できるようになるのであれば…待つ!!
私は2週間後の2回目の工事を予約し、工事期間が長いイライラともう少しでNURO光を利用できるワクワクが混ざり合った何とも言えない感情を抱くようになった。
悲劇の始まり
宅内工事から1週間がたったある日、私の携帯に不在着信の通知があった。
知らない電話番号だった為、ネットで調べてみたところ、その電話番号はNURO光開通センターの番号…
嫌な予感がした…NURO光の2回目の工事は住宅環境によって日程を調整する可能性があり、場合によっては1~2ヶ月ほどの時間を要するという情報を目にしたことがある。
2回目の工事は1週間も後。工事をする為に訪問しますという最終確認的な連絡を工事1週間前にするとは考えにくい。
まだ私を待たせるというのだろうか…
仕事の休憩中、私はNURO光開通センターの番号へ折り返し電話し、そこで伝えられたのは耳を疑うものだった。
「NTTから工事できないとの連絡があり、申し訳ありませんが2回目の工事を行う事ができません。」
は……?
意味が分からなかった。えっ、だって一回目の工事やったじゃん、外壁に穴あけたじゃん、内壁にも穴開けたじゃん。
ワクワクとイライラが混じり合う私の感情は、脳内処理を得て「怒り」へと姿を変えた。
NURO光との闘い
その電話の後、感情を抑えきれず怒り口調でNURO光の担当者に以下の疑問や要望をぶつけた。
■なぜ屋内工事を済ませる前に、2回目の工事ができないと判断できなかったのか?あらかじめNTTに問い合わせる事はできたのでは?
Q:2回目の工事の予約を入れた時点で、NTTの担当者が工事を引き継ぐ事になっており、屋内工事前に2回目の工事が可能かどうかを私たちが判断する事はできません。
■もう既に宅内工事で外壁と内壁にビス止めの穴あけましたよね?どうするんですか?
Q:原状復帰には別途工事が必要となり、料金が1万円かかります。宅内工事によってとりつけたものはそのまま放置してもかまいません。
■なぜ2回目の工事ができないというそちらの都合で私が原状復帰の為の1万円を払わなくてはいけないのですか?無料で原状復帰してくださいよ!放置されても困ります!!
Q:すいません、そちらに関してはこちらの窓口ではお答えできません。お客様のご都合のつく時間帯にご連絡させて頂きますが何時がよろしいでしょうか。(私は14時~15時の間に連絡してくれと伝えました。)
まったく納得ができない回答と対応……ちなみに原状復帰の工事に関する窓口からの連絡は希望時間とは違う16時ごろに来ました。
原状復帰の工事費について
一応、折り返しの時間は14時から15時の間にお願いしたはずだが?とクレームを入れましたが、返ってきた回答は「申し訳ございません。こちらの都合で大変ご迷惑をおかけしました」というテンプレみたいな回答だった。
まぁそこは深く突っ込んでも意味がないし、とりあえず「そちらの都合で2回目の工事ができないうえに、原状復帰の為に別途料金を払わなきゃいけないんですか?」と伝えた。
すると、担当者は「大変申し訳ございません。原状復帰の工事費について担当のものと相談いたしますので少々お待ち下さい。」と返答。
お前が担当じゃねぇのかよ!!と心のなかで叫び、待つこと5分くらい…
「大変お待たせ致しました。美馬様には大変ご迷惑をおかけ致しましたので原状復帰の工事費につきましてはこちらで負担させて頂きます。」との回答があった。
こうして、何とか原状復帰を無料でしてもらえる事となったが、これは当然の対応なのではないか……むしろ穴開けた面の壁紙を全てとっかえて、私の住む賃貸の大家さんに謝罪の一つでも入れて欲しいくらいだ。
ちなみに、原状復帰の工事は2週間後に決まった。なに?なんなの?どんだけ人を待たせたいのこの会社は?
原状復帰の工事
原状復帰の工事当日、1回目の工事で取り付けたであろう回線やらなにやらを回収し、NURO光専用の光コンセントも取り外された。
部屋の内壁にはばっちりと穴が開いてしまっている。
もちろん、その穴は目立たないように補正してくれたものの、穴に白いシリコンを詰め込むだけであり、パッとみ普通の壁だが、よく見るとシリコンが詰め込められているのは、しっかりと確認できる。
おそらく外壁の穴もこの程度の補正工事なのだろう。
退去の際にバレたらお金を払わなければならないのか…そう思うと憂鬱な気分です。(一応大家さんには許可もらってますが…)
工事時間は約1時間、こうして私とNURO光との闘いは終わった。
申し込みから原状復帰の工事完了までかかった期間は、およそ1ヶ月半でした。
まとめ
NURO光の特徴でもある最速光回線は事実であり、契約者からも「インターネットが快適!早い!」という評価が多く見受けられます。
そのうえ、他のインターネットと大差変わらない月額料金で利用できるので非常に魅力的と言えるでしょう。
ただし、その裏では「工事期間が長い」「対応が悪い」といった悪い評価がある事も確かです。
契約者が多い人気のサービスですから、良い評価もあれば悪い評価もあって当然の事なのですが、その悪い評価の通りになってしまうと何とも言えませんね。
私の場合は2回目の工事ができず、結局NURO光が使えないまま終わったのですが、これが理由で「NURO光は糞サービスだ!」と思う事はありませんし、So-netにこれ以上クレームを入れる事もしません。
ちなみに、私はいまフレッツ光を利用していますが、多分今後インターネット回線を別の会社に乗り越えるという事はしないでしょう。
面倒くさいですし、フレッツ光も十分早いですし、私はこれで十分です。
ディスカッション
コメント一覧
私もこの怒りと憤りをどこにぶつけてよいのか、まったく同感です。
2週間前に宅内工事も無事終わり、2月中旬に予定された屋外工事を心待ちにしていたのですが、コールセンターから突然の電話があり、「お客様は開通出来なくなりました。電柱がどうのこうの、、」と寝耳に水の話。
私もまったく納得出来ないので、いろいろと食い下がったが、「お客様と開通が必ず出来るなどお約束はしておりません」とコールセンターの女性に開き直りられた。相手もしょっちゅうこんな連絡ばかりしているオペレーターで、こちらの強いクレームにもまったく動ぜず、マニュアル通り。
あまりに頭にきたので、こちらから電話を切りましたが、こういうクソみたいなプロバイダーがいる何て信じられません。
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